岐阜県高山市にある「北イタリア料理 Ristorante LA FENICE( リストランテ・ラ・フェニーチェ)」のイタリアンと一緒に美味しいお酒はいかがでしょうか?
当店のドリンクは、イタリア料理との相性を考えて揃えております。
ワインは勿論、ビール、日本酒など、どれを合わせていただいても、それぞれ違った味わいがお愉しみいただけます。
ご気分に合わせてお好きなものをお選びください。
イタリアでは、仔牛の肉を多く使います。本当なら、母牛の乳だけで育ったのが仔牛なのですが、供給量の問題もある所為か、ある程度草を食べて育った牛も、仔牛として流通しています。ただ、肉の色が少し違いますが。
仔牛の肉は、脂肪が少ないのでカロリーが低く、消化も良いのですが、肉質は成牛に比べてパサパサした感じがするのを否めません。そのため、濃度のあるソースと合わせたり、チーズや衣をつけて焼いたりと、必然的にコッテリとした料理になる事が多いですね。でも、そのおかげで、重めの赤ワインと合わせるという楽しみが生まれます。
ワインを選ぶとき、その料理と同じ地方のワインを選ぶのは、確実な方法でしょう。
例えば、仔牛のヴァッレダオスタ風チーズ焼きCostoletta di vitello alla valdostanaなら、バローロBaroloやバルバレスコBar-barescoを合わせるのが最良だと思います。
とろけたチーズと重い赤ワイン。口の中で一緒になったところを考えただけで、堪りませんね。
街の名前をつけた仔牛料理が、ミラノにもヴェネツィアにもローマにもあるのに、その3つの都市のほぼ真ん中にあるフィレンツェにはありません。なぜなら、フィレンツェが州都であるトスカーナ州は成牛の産地なので、成牛が主に使われるからです。
フィレンツェの名物料理と言えば、フィレンツェ風TボーンステーキBistecca alla fiorentinaでしょう。そして、トスカーナの有名な赤ワインと言えばキャンティChiantiです。キャンティは酸味が強いのが特徴ですが、その酸味が牛肉と非常に良く合います。同じ地方のワインと料理・・・・やっぱりいいですね。
もちろん、そういった事を解った上で、敢えてハズすというのも面白いのでしょうが、外れた場合のリスクを考えて選ぶ慎重さも必要でしょうね。
「イタリア料理にはワインだ」と言われれば確かにその通りなのですが、バターを多く使う北イタリア料理に、ビールはよく合うと思います。ただし、しっかりとした濃い味のビールに限ります。そこで、キリン・ブラウマイスターです。これは本当に美味いビールだと思います。店主は、これとエビスが美味いビールの双璧だと思っています。
食前酒として、生ハムやチーズを摘みながら飲むのもいいですよ。前述のマカロニも良く合いますが、アワが消えないように、口についたアブラをよ~く拭き取る事をお忘れなく!
高山でブラウマイスターを出している店は以外と少なく、6~7軒だと聞きました。以前は3軒(宵月さん、侘助さん、それにLA FENICE)だけでしたから、それだけブラウマイスターを評価する店が増えたという事で、いい傾向だと思います。
店主は、ドラフトマネージャーの修了証を持っていますから、間違ってもヘンなビールは出せません。LA FENICEでは、樽冷却式のビールサーヴァーで、樽ごと冷やして管理しているので、いつも良い状態でブラウマイスターをお出しする事ができますよ。
当然の事ながら、イタリア料理にはワインがよく合います。しかし、ワインより日本酒がいいと言われる方がおられる事も確かです。
本来なら否定される事かもしれませんが、高山という地酒の名産地で店を出しているのだから、イタリア料理に合う日本酒を探すのも面白い、と思ったわけです。
その結果、次の2種類を置く事にしました。どちらも、極めて真面目な酒造りをしている醸造元の酒で、味、品質ともに、トップレヴェルの酒だと思います。
ラ フルール クスダマ 250ml/350ml
原酒 ひだ正宗 熟成古酒 300ml
ラ フルール クスダマは、花酵母を使った酒で、ワインに似た香りを持っています。日本酒の美点でもある、オールマイティーに料理に合わせられる、という意味でオススメです。
原酒 ひだ正宗は、ワインで言うなら『フルボディー』 鮮烈な味なので、コッテリとした料理に合わせるなら、こちらをオススメします。意外な事に、デザートにも合います。
店主としては、ワインをお勧めしたいのですが、こういう組み合わせを試してみるのも面白いかもしれませんよ、という一つの提案だと考えていただければいいと思っています。
でも,日本酒がすごいポテンシャルを持っている事は、間違いない事実だと思いますね。
料理と酒が、切っても切れない関係にある事はまぎれもない事実ですが、アルコールに弱い方や、クルマで来られた方には、アルコール飲料をお出しするわけにはいきませんね。
そこで、ソフトドリンクをお出しする事になるのですが、甘いものは避けていただきたいのです。甘さは料理を味わうのに邪魔になる事が多いですからね。LA FENICEがご用意しているソフトドリンクは、甘味の少ないものが中心になっています。
サンペッレグリーノ、トニックウォーター、ジンジャーエール(ドライ/辛口)
コーラ、ブラッディオレンジジュース、ノーアルコール<キリン・フリー>
■ランチセットは予約不要
※カウンター席でのご案内となります。
※6名様以上の場合は事前にお電話で
お問い合わせください。
※材料がなくなり次第終了いたします。
■ランチコースは要予約
※前日までにご予約ください。
※テーブル席へご案内いたします。
※テーブル席は通常コース料理をご注文の
お客様のみにご利用いただいておりますが、
人数が多い場合は、お電話にてご相談ください。
※ご希望があれば、ディナーコースも
ご注文いただけます。
■コースのみ、要予約
※前日までにご予約ください。
※一組ごとの貸切制となります。
ディナーコース 7,700円~
※ディナータイムはコースのみのご提供となります。
※完全予約制となりますので
前日までにご予約ください。
※すべて税込み価格です。
8,800円(税込)のコース
前菜の盛り合わせ(生ハムとメロン、サラミ、コッパ)/ ジャガイモのニョッキ ピエモンテ風バターソース / スパゲッティ トマト入りカルボナーラ / オマール海老と魚介類のワイン蒸し / 仔牛骨付きロースのミラノ風カツレツ / トマトドレッシングのサラダ / パン2種(イタリアから空輸されたパン)/ デザート3種の盛り合わせ(パンナコッタ、ブラッディ・オレンジのジェラート、アーモンドとカラメル入りのジェラート『クロッカンテ』)/ エスプレッソ
大人数の場合は、ビュッフェ形式のパーティーメニューもあります。
定休日は日曜日ですが、営業可能な場合もありますので、御相談ください。
※すべて税込み価格です。