LA FENICEのご案内

飛騨高山でランチ、ディナーにおすすめ|誕生日、記念日、お祝いの食事

LA FENICEのコンセプト

お客様にとって「特別な日」には、岐阜県高山市にある「北イタリア料理 Ristorante LA FENICE( リストランテ・ラ・フェニーチェ)」で、イタリアンを是非お楽しみください。
じっくりと手間暇かけてお作りする北イタリア料理を、貸し切りの店内でお楽しみいただけます。
大切な人とのお食事や記念日には是非当店をご利用くださいませ。

店主がLA FENICEをオープンするにあたり、まず考えた事は、単に名前だけではなく、本当の意味でのRistorante(リストランテ)にしたい、という事でした。 リストランテについては、後で詳しく書きますが、基本的に『特別な時』に行くところなんですね。ですから料理は、コースまたはそれに準じた形でオーダーされます。 店主が一人でやっている店で、コース料理をきちんと出そうとすると、当然、一組毎の貸切にするしか方法はありません。必然的にLA FENICEは予約制の店になったわけです。 そう決まってしまえば、後は理想を追い求めるだけです。次のような事を考えました。

〇予約の時にお客様の要望を聞き、出来る限りその要望に応える事。  〇料理には一切のアレンジを加えず、イタリアの味をそのまま再現する事。  〇出来る限りイタリア産のオリジナル食材を使い、全ての料理を自分で作る事。  〇出来立ての料理を食べてもらうために、料理に余計な飾り付けはしない事。  〇白い布のナプキンと、布のテーブルクロスを使う事。  〇会話を楽しんでもらうため、余計なBGMは流さない事。  〇ワインを出来るだけリーズナブルな価格で提供する事。

最終的に値段の設定は「店主自信がこの値段で食べられたら嬉しいと思う値段」にする事に決めたわけですが、そういう理由で、店主が総料理長を務めた、赤坂のタベルナ・デル・コッレオーニで1万円だったコースを、半額の5千円で出す事にしました。

店主自身は、これほど良心的な店は他にないだろう、と思ってやっているのですが、
自ら決めた事とは言え、よくこれだけ儲けの出ない事ばかりやっているなと、呆れてます。
 他の店とは違いすぎるそんなやり方を、解りにくいと思われる方や、敷居が高いと言われる方(ウチの入口はバリアフリーなんですけどね 笑)が結構おられるようですね。 でも実際は簡単な事です。初めての予約の時は、お任せ頂ければいいと思います。希望される料理や嫌いなものがある場合は、そう言って頂ければ、そのように合わせます。 料理が気に入って頂ければ、次回の予約の時に、さらに多くの要望、例えば、量をもう少し多めに、とか、もっとアッサリとした料理がいい、とか、言って頂ければいいわけです。こちらとしては、ある程度ハッキリと要望を言って貰える方が、やりやすいですね。 まぁ、そのための予約制貸切ですから、遠慮なさらずにお申し付け下さい。

お客様のために組み立てたメニューに合わせ、食材(特に魚)は、当日の朝に仕入れた物を使います。また、前菜に使う生ハムは、24ヶ月熟成された、プレミアムハムを使い(普通は14~18ヶ月熟成のものが多く使われます)、その他にも、手作りの生パスタや、新鮮な材料から10時間かけて取るブロード(コンソメ)、自家栽培の香辛料、手作りのジェラートやドルチェ等を組み合わせて、そのお客様のためのコース料理を作ります。
 ご希望ならば、おそらく日本ではLA FENICEにしかないパスタをお出しする事もできますが、準備に時間がかかりますので、早めのご予約をお願いします。
 また、イタリア各地の個性的なワインの中から、約40種類のワインを選びました。

魚料理とパン

カウンターは、予約なしでもOKですが、空席状況を電話で確認の上、お出で下さい。
 イタリア人がよくやるように、オリーヴやアンチョビを齧りながら、ワインやビールを飲むというのもいいですし、パスタ(お一人でハーフサイズを2~3種類というのもOK)や魚・肉料理を食べて頂く事もできます。メニューは、店主と相談しながら決めて下さい。
 勿論、単品の料理も、店主自信が「この値段で食べられたら嬉しいと思う値段」ですよ。

『シンプル』である事の意義

店主は、イタリア料理はシンプルな料理だ、と考えています。この場合の『シンプル』の意味は「質素な」とか「簡単な」という意味ではなく、余計なものを削ぎ落として核心だけが残ったもの、という意味での『シンプル』なんです。

イタリアという国では、何事においても、物事を突き詰めていくほど、余計なものを削ぎ落として核心だけが残るようになります。お隣のフランスが、いろんなものを付け足して、
どんどん豪華になっていくのと対照的なのが面白いですね。当然、料理においても、とにかくいろんな材料を加えたソースで味付けし、見た目も豪華に飾りつけるフランス料理に対し、イタリア料理は、最小限の素材の組み合わせで最高と思われる味を引き出す料理であり、見た目も素っ気ないくらい飾り気がないですね。でも、そのシンプルさ故、毎日毎食パスタを食べても飽きないのだと、店主は思うのです。そういう意味では、ずーっと飽きることなくご飯を食べ続けている日本人には、一番理解しやすい事であるはずなんですが、なぜか日本では、余計な材料を加えたり、ヘンに飾り立てたりした「イタリアっぽい料理」あるいは「和風イタリア料理」とでも言うような料理が多く、またそれが流行るのが不思議なんですよね。

もちろん、日本的にアレンジするという、日本人的行為を全て否定するつもりはありません。本家の中国でさえできなかった『インスタントラーメン』という世界的発明が出来たのも、日本人の持つそういう性質があったからだと思うのですが、イタリア料理に関しては、余計な事をせず、その特徴である「シンプルさ」を生かしておいてほしいと心底思います。

余計なものを削ぎ落として核心だけが残った『シンプル』なイタリア料理の中には、イタリア人の持つ『美学』がぎっしりと詰まっているわけで、それ故、厳然とした『ルール』が存在します。また、料理に限った事ではありませんが、シンプルなものをきちんと仕上げる事は、ごまかしがきかないだけに、それだけの技術と手間を必要とするわけです。そういう意味においてもイタリア料理は、すごくストイックな料理だと思うのですが、それだからこそ、店主はイタリア料理に惹かれ、30年以上もイタリア料理だけをやってきたのです。

もちろん、店主がイタリア料理の奥義を全て得とくした、などと言うつもりはありませんが、イタリア料理に対して、敬愛の念を強く抱いている事だけは間違いない。だから、イタリア料理のルールも知らず技術もない人が、見た目だけイタリアっぽい料理を『イタリア料理』と名乗って出している事に対して「なめとんのか」と思う、というのが本音ですね。

まぁ、こんな事を言ったところで、世の中の大部分の人には理解される事はないと思います。この事は、いわゆる「解る人には解る」という類の事だと思うのですが、ウチの料理を食べてもらう事で、解ってくれる人が一人でも増えてくれればいいと思いますね。

LA FENICEとは phoenix(英) 不死鳥

ヴェネツィアの、世界で最も美しいと言われていた歌劇場 Gran teatro la Fenice の名から取りました。劇場は1996年に焼失しましたが、2003年、名前どおり、最新の設備を完備して以前と同様に美しく甦り、2005年の春には日本で引越公演が行われました。

店主がこの仕事を始めた頃には、将来自分の店の名前はLA FENICEにしようと決めていましたが、高校生の時オペラにハマり、イタリア語を齧っているうちに、なぜかイタリア料理の世界に入ってしまった店主にとって、これ程相応しい店名はないと自画自賛しています。

トマトソース

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コース内容・お席について

■ランチセットは予約不要
※カウンター席でのご案内となります。
※6名様以上の場合は事前にお電話で
 お問い合わせください。
※材料がなくなり次第終了いたします。



■ランチコースは要予約
※前日までにご予約ください。
※テーブル席へご案内いたします。


※テーブル席は通常コース料理をご注文の
 お客様のみにご利用いただいておりますが、
 人数が多い場合は、お電話にてご相談ください。
※ご希望があれば、ディナーコースも
 ご注文いただけます。

■コースのみ、要予約
※前日までにご予約ください。
※一組ごとの貸切制となります。
ディナーコース 7,700円~


※ディナータイムはコースのみのご提供となります。
※完全予約制となりますので
 前日までにご予約ください。

※すべて税込み価格です。

トマトソースマカロニ

コースの料理一例

8,800円(税込)のコース

前菜の盛り合わせ(生ハムとメロン、サラミ、コッパ)/ ジャガイモのニョッキ ピエモンテ風バターソース / スパゲッティ トマト入りカルボナーラ / オマール海老と魚介類のワイン蒸し / 仔牛骨付きロースのミラノ風カツレツ / トマトドレッシングのサラダ / パン2種(イタリアから空輸されたパン)/ デザート3種の盛り合わせ(パンナコッタ、ブラッディ・オレンジのジェラート、アーモンドとカラメル入りのジェラート『クロッカンテ』)/ エスプレッソ

大人数の場合は、ビュッフェ形式のパーティーメニューもあります。
定休日は日曜日ですが、営業可能な場合もありますので、御相談ください。

コースの料理一例

※すべて税込み価格です。

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